4月なのに、24度?ここ数日お天気いいね。バーベキュー日和!!と言っていた翌週には雪が降る・・という寒暖差の激しい春休み中のベルギー。今週はちょうどこの時期らしい気温なのかな。
現地校は春休みでも補習校は新学期も始まり、引き続きオンライン授業です。日本語学習ネタをおひとつ。
作文はいつも四苦八苦
日本人学校補習校に通ってるうちの娘ちゃんたち。上から中3、中2、小5。
そしてこの娘っ子ナンバースリー、宿題やらせるのがもう一苦労!ナンバー1ナンバー2は比較的自分たちで計画してやるタイプだったけど、誰に似たのかこのナンバー3。その気にさせるのに、かーなーりーの時間と労力を要する。宿題やって!の一言で不機嫌になるわ、キレ出すわ、間違い直しに反抗するわ、まぁまぁの暴れん坊将軍っぷり!
さてさて、今回のは難関。俳句ですってよ。は、俳句??俳句ってどうやって教えるの?私だって書けないのに~。
では勇気を出して、はじめてみましょう。
母:んじゃ5・7・5だって。どう思う?なんかある?
娘No3:雪が降ると・・・すごく寒いです?・・・あー!!5になれない、7じゃない!!
娘No3:ゆきだから、さむいですから、あそびます?
母:。。。う~ん、なんか違うんだよね。5,7,5だけれども!もう季語とかそう言う高度なことはいわず・・・う~ん。
母:です。とか、ます。とかさ、文にしなくていいんだよ。なんかさ、気持ちとかさ、印象に残ったこととかさ、そういう物から広げてさ・・・
娘No3:わかんないーーできな~~い!!(その気持ちはわかる!・・・でもしかし)
と序盤ですでにチョイ怒り気味。イライライライラし始めるナンバー3.
とはいってみても、母も教え下手だし、娘もなんせ日本語が不自由だし、なかなかぴんと来ない。。。。。そりゃそうだよねぇ。むずっ。

どうやって教えるの?う~ん・・・
→困った時のグーグル先生!
とりあえず “俳句、小学生” ググってみた。うん。でてきたでてきた、小学生の素晴らしい俳句の数々。いや、そうじゃない。
そこにたどり着くにはどうしたらいいのか教えて~!グーグル先生。
“小学生、俳句。教え方”ググってみた。
- ステップ1、読んでみよう→うん、読んでみた。
- ステップ2、作ってみよう→いやいやいやいや、展開早すぎ!
海外に住んでると、絶対的に日本語に接する時間が足りない、日本語のリズムやイメージや語彙が未熟・・・難しいなぁ。
とりあえず、
母:じゃーさ、見えたもの、聞こえたもの、触ったもの、におい、五感っていうんだけどさ、文じゃなくて単語で書いてみようよ!そうそう、ます。とか、です。とかじゃなくてさ。
母:なんかさー全部言っちゃうんじゃなくてさ、5感に訴えてきた物をつなげて、クイズ作るみたいな?うーん、わかるかな?わっかんないよねぇ?ママも何言ってんのか、わかんない。(笑)
母:とりあえず、冬って聞いて浮かんだ単語だけ書いてみよ。
娘No3:ん~~~さむい?雪降ったでしょ、雪だるまとかぁ、ほっぺが痛い、でしょ~、赤くなって痛いでしょぉ、雪のボール、雪合戦、靴下濡れた
母:で、何が一番楽しかったの?
娘No3:パパと作った雪ダルマ!で雪のボール押して大きい玉作って、重くなって、上に乗せるのが一番大変だった。
んじゃ、雪だるま、いっとこ。雪のボールでしょ。押すの大変だった。でしょ・・・とごちゃごちゃして、一句!結局どう教えるのが正解なんでしょう・・・

う~~ん、むずかしい。日本語教育・・・母がこれじゃそりゃ、わからないよねぇ。皆さんどうやってるのかしらん?
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