シャンドゥルールって聞いたことあります?西城秀樹の歌ではありません、、馴染みないですよね。じゃ、聖燭祭は?もっと知らないですよね。。この日ベルギーではクレープを食べる習慣があります。
シャンドゥルール(聖燭祭)っていつ?何の日?
シャンドゥルールは、2月2日。くしくも今年は日本の節分と同じ日でしたね。でも今年だけひょっこり1日前になった節分とは違って、こちらは常に2月2日。クリスマスの40日後と決まってきます。今までは単にクレープを食べる日!と思って疑問を抱きませんでしたが、ちょいと調べてみましょう。
キリスト教の行事で、この日は、イエスが生まれた40日後、マリアとヨゼフがイエスをエルサレム神殿に連れてきて、産後の汚れの清めの式を受け、イエスを神にささげた日ということです。シャンドゥルールは、キャンドル、つまりろうそくという言葉から来ていて、ローマ時代には、一晩中たいまつを振りながらパンの神様をたたえたといわれています。ヨーロッパでは、この日でクリスマスが終わり立春を迎えるという考えが普及しているようです。クレープを食べるのは、立春を迎え、農家では、また種まきが始まるので、余った小麦粉をクレープにして食べるという習慣から始まったともいわれています。
今年はお金持ちになれるかな?
この日クレープを食べるとき、おもしろい習慣があって、コインを手の中に入れたまま、クレープ用のフライパンをもち、クレープをくるっ!と空中で一回転できた人は、その年お金持ちになれる、と言われています。うちでもだんなと、息子、私、みんなやりましたが、なんと、だんなと息子はさくっとやってのけ、私だけができなかった。。。ふん、二人に貢いでもらいましょう。。
こんな感じで勢いをつけて
クレープ専用フライパン
ベルギー(我が家)でのクレープの食べ方
日本でクレープと言ったら、やれチョコバナナだの抹茶あずきだの、ベリークリームチーズだの、食事系では、照り焼きチキン、チーズドック、バラエティに富んで、華やか、カラフル♬ですよね。でもベルギーの一般家庭では、きわめてシンプル、下のようなブラウンシュガーをばらばらーっと一面にまいて、くるくるっと巻き「じゃりっじゃりっ」と言わせながら食べるのが普通です。面白くないでしょ。でも、ダンナや息子に言わせると、横で私が食べてる、マロンクリーム&生クリームだの、あんこにきなこトッピングなどは、邪道だ!そうです。これがブラウンシュガー↓
もうパッケージの写真がクレープじゃん
中身はこんな感じ
我が家のシンプルクレープの作り方
薄力粉(ベーキングパウダー入りでもよい)250g
卵 3個
牛乳 500-600ml
サラダオイル 少々
塩 少々
ビール 100ml ← ここポイント

ところで、クレープMIKADOって知ってる?

どんなクレープかというと。。
こんな感じ→
基本は、バニラアイス、チョコレートソース&ホイップクリーム
これ、なんでMIKADO~??って思いますよね。ちょっぴり調べてみると。ヨーロッパで人気の竹ひごゲームMIKADOにちなんで。。という記述を見つけました。’アイスとチョコレートソースをくるくると巻いた感じがゲームのMIKADOの形状に似ていることから来てると思われる’ だそうです。どんなクレープも形状は同じだと思うが。。ちょっと強引では??
ちなみにこちらがゲームのMIKADO。重ねた竹ひごを引き抜いて、できた形状で点数を争うという極めてシンプルなゲーム。。
そして、その横はMIKADOつながりで、ベルギーではお馴染みのポッキーMIKADO♬

なんだか話が蛇行しましたが、ベルギーでは、けっこう頻繁に家で作って食べるおやつ、クレープ。家で作るクレープもたまにはおいしいものですよ。ぜひみなさんも週末あたりどうですか・・・いっぱい味変して楽しんでくださいねー!
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