皆様いかがお過ごしでしょうか?PIROです。楽しい年末年始を過ごせましでしょうか?

年末年始長いお休みもありますが、楽しいことばかりじゃない!こちらの学生は休み前後にがっつり期末試験があるんです。なので中高生だと冬休み前、大学生だと冬休み後が試験というケースが多く12月、1月はお勉強の日々です。

過去にも何度かベルギーの学校について、ふぁりんちゃんのランチ校則についてぶやいてみましたが今回は試験のあれこれを。

先日お友達から、






ねーねーなんでベルギーの学校の試験ってペンで書くか知ってる?



と中学生と高校生の娘ちゃんがいるお友達に聞かれました。そういえば・・・こちらの子、小学生からすべてペン書き。授業中ノートをとるにも、テストをするにもすべてペン。間違えたら定規で一本線で消す。鉛筆消しゴムつかいません。中学生になるとペン+修正ペン・・・変なの~と思ってはいたけど

「なんでなんで~?」でなんと娘さんから聞いた理由とやらを聞いてみると。






答案用紙戻したときに、答え知ってから書き直して、先生ココ合ってたよ!と先生に訴える不届き者を防止するため、だってよ(中3の娘ちゃんから聞いたそう・・)



えぇぇぇ~~っっ!?!そんな先生と生徒の信頼関係って恐ろしい!ありえない!ほんまかい?えーいくら何でも~~?それはないよねぇ。と信じられず。

うちの娘にも「ねーねー、なんでペンで書くか知ってる?」と聞いてみると、「え?あとで書き直してずるしないように?」と当たり前のように・・・いうのでした。

教育って、すごい。国の文化?なにこれなんて言うの?すごく衝撃を受けたのだけど。だって日本で教育受けてたら、この質問投げかけられて、まさかそれが理由って考えもつかないでしょ?


PIRO

PIRO




ほんとかなぁ?信じるか信じないかはあなた次第です!w



そういえばそういえば、自分もベルギーの学校でえ?と思った記憶がよみがえるPIRO。
ベルギーの学校、試験でびっくりしたことベスト5


  • 試験の机に筆箱禁止!:ペンと修正ペンのみか、ジップロックもしくはクリアな、先生にも中が見えるペンケースのみok

  • 座る席は受ける教科ごとに決まっている!:席の前後左右はもれなく他の教科のテストの生徒が座っている

  • 椅子にコート掛けるの禁止:ポケットの中もからで!

  • モノログならいいけどもちろん、時計電話禁止(これは日本でも同様かな?)

  • 前述のように、鉛筆禁止。答えは必ずペンで:鉛筆だと0点だよという先生もいるらしい。


どれも厳重なカンニング防止策でしょ?
giscorrectie (ヒスコレクシーと読む、オランダ語)って知ってる?

何より一番カルチャーショックだったのが、同じ欧米でもさ、アメリカではなかったと思うんだよねぇ。とりあえず当時私が行ってた学校では。それは何かと申しますと・・・

GIS= GUESS =つまり推測のこと、ゲスするっていうよね?

CORRECTIE = CORRECTION = 修正

推測の修正、わけわかんないよね?英語だとまぁ意味的に PENALTY FOR GUESSING (ペナルティーフォーゲッシング) 推測による減点とでもいいましょうか。

例えば!これは選択問題(4択とか3択とか)に適応されるんだけどね、
仮に、1問につき正解すると2点、の4択問題があるとしましょう。


  1. 自信をもって正解を選びました!=パンパカパーン㊗2点

  2. わからないから、空白にしました!=残念!! 0点

  3. でもさ、4択ならイチかバチかえいっ!て普通は選ぶじゃん?選んじゃうじゃん?はいっ、そこ!ダメ~~それで間違えたら=マイナス1点「あなたゲスしましたね?推測はだめです!まぐれ当たりなし!!」


つまり、わからないなら白紙が得策。推測は減点によって罰せられるのでした。

そんなこと知らなかったでしょ?でもさでもさ、「えーだってわかってると思って一生懸命解いた末のこれ選んだのに、適当にゲスしたと思って減点とかさぁ。」ってことも往々にしてあるよね。なんだか悲しいのでした。

 


PIRO

PIRO




なんかさ、生徒の良心が全く信用されてない感?半端なくない?こういうこと、学校の試験にとどまらず結構あるのよねぇ。ベルギー。人を見たら疑ってかかれ!がベースにあるのかなぁ。世知辛い世の中だよまったく。「でもママ・・?これしないともっとみんなカンニングするよ?今でもみんなするのに」ってこれを読んだ娘の感想・・・お国関係なく学生時代はみんなそうだったかなぁ???(´;ω;`)ウッ…



 

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